HSS型HSPは正社員を諦めましょう

HSS型HSPは正社員を踏み台にしよう

HSS型HSPのあなたは、正社員として長く働き続けることを諦めましょう。好奇心旺盛で飽き性なあなたにとって、正社員という働き方はとてもハードルが高いです。日本では正社員であることが常識で美徳とされる傾向が強いですが、この考え方があなたを生きづらくさせています。

アメリカでは長くても2~3年で転職することが普通です。会社というものは安定と安心を与えてくれるものではなく、スキルアップや給料アップするための踏み台のような考え方なのです。(その背景には収入を上げて、家族や仲間たちと幸せに過ごす時間を最優先にしたい想いがあります)

HSS型HSPのあなたには、このアメリカ的な考え方を応用してほしいのです。日本では残念ながら転職回数が多いほど市場価値が下がる傾向があるため、転職を繰り返すことは避けたいです。(希少なスキルを持つ場合は例外です)

そのため、正社員はスキルアップのための時間と割り切り、最終的にはフリーランスとして独立する道を目指しましょう。HSS型HSPはフリーランスの自由な働き方が一番向いています。

まずはフリーランスになれそうな仕事をリストアップ

はじめに、あなたの興味関心は一旦置いておき、フリーランスとして独立できる仕事をリストアップしましょう。正社員として長く続けられる仕事を探すのではなく、フリーランスとして独立できそうな仕事を探しましょう。

仮にWebデザイナーのフリーランスを目指す場合、もちろんWebデザインの会社を探します。会社を探すポイントとしては、裁量が大きいベンチャー企業や中小企業を中心に見ると良いです。フリーランスを目指すあなたに必要なことは、独立ができるスキルを身につけることです。経営者に近い距離で働くことにより、より実践的なスキルを身につけることができます。

もし、仕事内容が自分に合わないと感じたのであれば、フリーランスになれそうな仕事をリストアップすることからやり直しましょう。あなたの好奇心と行動力があれば何度でもやり直せます。

補足

  • ここ最近、Webデザイナーやプログラマーの専門学校に通いフリーランスを目指す人が増えています。しかし、あまりおすすめはできません。なぜなら、フリーランスとして仕事を受注する場合、実務経験の有無が求められる傾向が強いためです。「専門学校で学びました!」と言ってもあまり信頼されません。あなたは時給500円以下の低単価案件からコツコツ実績を積み上げることになります。

どうしても正社員になりたい場合

フリーランスとして働くことに興味はあるけれど、どうしても勇気が持てない人もいます。僕もそうでした。僕の場合は、フリーランスを目指していたわけではなく、正社員として働くことに疲れて果ててしまい独立しました。フリーランスとして稼げるスキルがないまま独立したため、最初の1年間は精神的に追い詰められることが多かったです。

だから、正社員として生きていくことを全否定するわけではありません。ただし、今の僕が正社員に戻るのであれば、必ず在宅ワーク可の仕事を選びます。会社仲間とはたまに会うくらいの距離感がちょうど良いのです。

あなたにしか出来ない仕事、あなたの強みを活かせる仕事を見つけたい気持ちはわかります。しかし、HSS型HSPが正社員として生きるのであれば、仕事内容よりも働き方を重視するべきだと思います。

まとめ

あなたがフリーランスとして独立する前提で(もしくは法人設立)、必要なスキルを身につけるために正社員になりましょう。

正社員として働き続けることを諦めることによって、あなたの心は楽になり視野は広がります。あくまで次のステップとして正社員を踏み台にしましょう。

正社員として長く働き続ける必要はないと考えれば、心に余裕が出来ます。そして、好奇心旺盛で行動力があるHSS型HSPの強みを存分に発揮できる人生を歩めるようになります。

正社員の道を選ぶ場合は在宅ワーク可の仕事を選び、会社との距離感を上手く保ちましょう。

最後に、HSS型HSPのあなたが適職を探す理由を改めて考えて欲しいです。正社員として社会に認められるためでしょうか。世間の常識からはみ出さないためでしょうか。

もし、社会に認められることよりも大事にしたいことがあるのであれば、一度立ち止まってじっくり考える時間を作りましょう。

生きづらさを感じるHSS型HSPの人々が少しでも減ることを願っています。